2009年10月2日金曜日

貿易用語:スペースチャーター

スペースチャーターという用語を聞いたことはありますか?

スペースチャーター便などという用語で耳にしたことがあるかもしれませんね。
貿易業務では先ほど輸送サービスについての貿易用語もたくさんあるとお伝えしました。

輸送にかかるコストを削減するために通常は貨物がいっぱいになった時点で輸送するというのが普通であるようですが、そうなるとデメリットとして納期の問題や、場所の確保にかかるコストが発生してしまうなどの問題があったそうです。

ですが、スペースチャーターというのは空間を分割して輸送することをいうシステムだそうで、貨物にあった空間を必要分だけ確保して輸送にいたるというこのスペースチャーターは、コスト削減には大きく役立つのだそうです。

わかりやすく考えてみると、トラックが一台あるとして、本来であれば輸送などに関わるコスト削減のためにトラックがいっぱいにならないうちに運んでしまってはいっぱいになってから運ぶよりもお金がかかってしまいます。

ですから、荷物がいっぱいになるまで待ってから運びたいのですが、そのためには荷物がいっぱいになる間まで納期に間に合うか心配ですし、トラックを常に常駐させるための場所確保にかかる費用も発生するので、結局はコスト削減が難しくなってしまうということですね。

これを解決してくれるのがスペースチャーターというものなのでしょう。

なんとなくわかっていただけましたでしょうか。
輸送にもお金がかかるということですね。